知恩院周辺駐車場と公共交通機関などを比較。東山観光を楽しむ完全ガイド
東山エリアのど真ん中にある知恩院は、とても人気のあるお寺ですが、そのぶん「車で行ってもちゃんと停められるのかな?」と不安になりますよね。
とくに知恩院の周辺は道が細くて一方通行も多く、桜や紅葉のシーズンになると渋滞もしっかり発生します。
知恩院の駐車場事情を知らずにマイカーやレンタカーで突撃してしまうと、「駐車場難民」になってしまうこともあるかなと思います。
この記事では、観光で知恩院を訪れるあなたに向けて、周辺の主なコインパーキングの料金や距離感、混みやすい時間帯、どれくらい滞在する前提で駐車場を選ぶといいかを、実際の使い勝手ベースで整理しました。
あわせて、「そもそも車より地下鉄や市バス、タクシーの方が楽なんじゃない?」という視点から、公共交通機関でのアクセスや、知恩院の見どころ・七不思議・御朱印の楽しみ方までまとめています。
この記事を読み終えるころには、「自分の旅程なら、こう動くのがいちばん楽かも」とイメージできるはずです。
- 知恩院周辺で普通車を停めやすい駐車場と料金の目安
- 混雑する時間帯とスムーズに停めやすい到着時間
- マイカーと公共交通機関・タクシーのどちらが楽かという判断軸
- 知恩院の七不思議や御朱印を効率よく楽しむためのコツ
知恩院の駐車場とアクセス

まずは、「どこに停めればいいの?」という実務的なところから整理していきます。
知恩院の山内には一般向けの大きな駐車場はほぼないので、実際には周辺のコインパーキングや市営駐車場を組み合わせて使うイメージになります。
ここでは、観光客が使いやすい普通乗用車向けの駐車場にフォーカスしつつ、「料金の目安」「距離感」「混雑時間」、そして「そもそも車で行くべきかどうか」まで、一つずつチェックしていきましょう。
知恩院の駐車場料金の目安
知恩院の周辺で普通乗用車を停めやすいコインパーキングは、ざっくり言うと以下のような料金帯が多いです。
| 駐車場名 | 台数の目安 | 主な営業時間 | 昼間の料金目安 | 知恩院三門まで |
|---|---|---|---|---|
| タイムズ知恩院源光院前 | 約11台 | 24時間 | 30分約220円/12時間最大約1,100円 | 徒歩約4分 |
| タイムズ知恩院古門前 | 約10台 | 24時間 | 15分約300円/平日24時間最大約1,200円 | 徒歩約5分 |
| タイムズ知恩院新門南 | 約30台超 | 24時間 | 15分200〜300円/平日昼最大約1,400円 | 徒歩約6〜7分 |
| NPC24H知恩院前パーキング | 約7台 | 24時間 | 20分約300円/平日昼最大約1,000円 | 徒歩約5分 |
| 京都市円山駐車場(市営) | 約130台超 | 24時間 | 30分約300円/平日12時間最大約1,500円 | 徒歩約5分 |
表の料金は、2025年前後の一般的な目安です。
例えば、市営の京都市円山駐車場(円山公園地下)は、普通車で30分300円・平日は入庫から12時間まで最大1,500円、土日祝は最大料金が適用されない設定が案内されています。
タイムズ知恩院源光院前は、終日30分220円・12時間最大1,100円という比較的わかりやすい料金で、長めに停める場合のバランスが良い駐車場です。
NPC24H知恩院前パーキングは台数こそ少ないものの、20分300円・平日日中最大1,000円・土日祝日中最大2,000円・夜間最大800円という上限付きの料金体系で、「2〜3時間+α」くらいの滞在には使いやすい印象です。
料金表示についてのご注意
上で紹介した金額は、あくまで執筆時点の一般的な目安です。
観光シーズンの特別料金や、運営会社の改定などで頻繁に変わる可能性があります。
実際に利用する際は、必ず現地の料金看板や運営会社の公式サイトで最新情報を確認してください。
とくに長時間停める場合や深夜をまたぐ場合は、最大料金の有無や「平日のみ適用」かどうかで金額が大きく変わることがあります。
最終的な判断は、各駐車場の運営会社や旅行会社などの専門家にも相談しながら行っていただければ安心です。
知恩院周辺で一番近い駐車場
「とにかく近さ優先!」という場合、知恩院の各門にどの駐車場が近いかをイメージしておくと選びやすいです。
各門ごとの“最寄り”駐車場イメージ
- 三門(正面の巨大な門)付近…タイムズ総本山知恩院三門前(徒歩1〜2分程度)
- 黒門側(北西側の入口)…タイムズ総本山知恩院黒門前(徒歩2分前後)
- 新門側(円山公園寄りの入口)…タイムズ知恩院新門南(徒歩6〜7分)
- 境内北側から入りたい場合…タイムズ知恩院源光院前(徒歩4分前後)
- 「多少歩いてもいいから確実に停めたい」場合…京都市円山駐車場(徒歩5分前後)
三門前・黒門前のタイムズは、観光バスも多く利用する駐車場で、台数もそれほど多くありません。
そのうえ日中のみ営業だったり、バス料金が基準になっていて普通車には割高なケースもあります。
一方で、源光院前・古門前・新門南・円山駐車場あたりは24時間営業で、最大料金も設定されていることが多く、観光客が使いやすいバランス型の選択肢です。
知恩院だけでなく、八坂神社や円山公園、祇園エリアも歩いて回れるので、「1日東山を楽しむ拠点」として考えるのがおすすめですよ。
知恩院周辺で安い駐車場選び
「なるべく安く抑えたい」という場合は、単純な時間単価だけでなく、最大料金がどれくらいで付いているかをチェックするのがポイントです。
料金を抑えたいときの3つのコツ
- 平日なら、源光院前・古門前・新門南・円山駐車場など「平日最大料金あり」の場所を優先する
- 滞在時間が2時間以内なら、最大料金よりも「30分あたりの金額」で比較する
- 知恩院だけでなく東山エリア全体を回るなら、少し歩いても大規模な市営駐車場を選ぶ
例えば、源光院前は12時間最大約1,100円、新門南は平日昼間の最大約1,400円という設定で、平日であれば「朝から夕方まで停めっぱなし」でも比較的安心ラインの金額に収まることが多いです。
京都市円山駐車場は、平日であれば12時間最大約1,500円ですが、土日祝は最大料金が付かないぶん長時間になるほど割高になりがちです。
土日祝は、滞在時間をはっきり決めておくか、別の駐車場も含めて比較した方がいいかなと思います。
数時間だけの参拝なら、「30分200〜300円」という相場感でざっくり計算しておき、2時間で1,000〜1,500円前後をイメージしておくと、当日も慌てにくいですよ。
知恩院周辺駐車場の混雑時間
知恩院の周辺は、季節と時間帯によって混雑具合が大きく変わります。
とくに要注意なのが以下のタイミングです。
- 桜シーズン(3月下旬〜4月上旬)の日中
- 紅葉シーズン(11月中旬〜12月上旬)の日中
- ゴールデンウィークや三連休
- 大晦日の除夜の鐘、初詣シーズン
この時期の土日祝は、午前10時〜午後3時ごろがピークになりやすく、コインパーキングは「空き待ちしてやっと入れた…」というパターンも珍しくありません。
市営の円山駐車場のような大規模駐車場でさえ、満車表示が続くこともあります。
逆に、比較的停めやすいのは朝イチの時間帯です。
知恩院の拝観が始まる前後の時間、目安として8〜9時台に到着できると、大きな駐車場でもまだ余裕があることが多いですよ。
観光バスの動きにも注意
ツアーバスが多い日は、三門前や黒門前の駐車場がバスで埋まり、周辺道路もバスの出入りで混雑しがちです。
普通車は、これらの駐車場を最初から選ばず、源光院前・新門南・円山駐車場などに絞って探した方が、結果的にストレスが少ないことが多いかなと感じています。
予約制駐車場と滞在時間の目安
「絶対に駐車場難民になりたくない」という場合は、タイムズのBやakippaなどの予約制駐車場サービスをチェックしてみるのも手です。
知恩院周辺の月極駐車場の一部が、1日単位や時間単位で解放されていることがあります。
予約制駐車場なら、繁忙期でも「とりあえず停める場所は確保済み」という安心感があるので、小さなお子さん連れやご高齢のご家族と一緒の旅には相性がいいと思います。
知恩院の滞在時間はどのくらい?
駐車場選びとセットで気になるのが、「知恩院にはどれくらい時間を見ておけばいいの?」というところですよね。
ざっくりですが、次のような目安で考えておくと動きやすいです。
- 無料エリア中心にさらっと参拝…約60〜90分
- 御影堂・阿弥陀堂の参拝と七不思議を意識して巡る…約90〜120分
- 方丈庭園や友禅苑など有料エリアもじっくり…約2〜3時間
- 知恩院+円山公園+八坂神社まで歩いて一周…半日(3〜4時間)
ぼく自身の感覚としては、せっかく知恩院まで来るなら最低でも90分、庭園や七不思議をゆっくり味わうなら2時間半くらいあると「駆け足だったな…」という感じにならずに済むかなと思います。
滞在時間の目安について
上記の時間はあくまで一般的な目安で、人によってかなり差が出ます。
とくに御朱印を受けたり、大晦日の除夜の鐘・春秋のライトアップなど特別行事の時期は待ち時間も発生するため、余裕を持ったスケジュールを組んでください。
拝観時間や特別公開の有無は、必ず事前に公式サイトで最新情報を確認し、必要に応じて旅行会社・ツアー会社などの専門家の案内も参考にしていただくのがおすすめです。
無料シャトルバスと他のアクセス
「知恩院には無料シャトルバスはありますか?」という質問をよくいただきます。
結論から言うと、駅や駐車場と境内を結ぶ無料シャトルバスは基本的にありません。
ただし、境内の三門付近と御影堂のあいだを結ぶ小型の無料シャトル(境内電動カート)が運行されている期間があり、足元に不安がある方や坂道がつらい方の移動をサポートしてくれます。
運行時間はおおむね9時〜16時ごろ(一部時間帯は運休)と案内されています。
公共交通機関でのアクセス
- 地下鉄:京都市営地下鉄東西線「東山駅」から徒歩約8〜10分
- 市バス:京都駅から206系統などで「知恩院前」下車、徒歩約5分
- 京阪電車:「祇園四条駅」から徒歩約10分、「三条駅」から徒歩約15分
とくに観光シーズンは、地下鉄+徒歩、もしくはバス+徒歩の組み合わせがいちばんストレスが少ないと感じています。
車と違って渋滞に巻き込まれて駐車場を探し回る必要がないので、「時間を読みやすい」という意味でも大きなメリットがあります。
タクシーやバスツアーという選択肢
荷物が多いときや家族・グループでの旅行なら、タクシーをうまく活用するのもありです。
京都駅から知恩院までのタクシー料金は、渋滞状況にもよりますが概ね1,500〜2,000円前後が目安になります。
3〜4人でシェアすれば、一人あたりの負担はそれほど大きくありませんし、山門の近くまで直接連れていってもらえるので、歩く距離を抑えたい方にはかなり便利ですよ。
また、春や秋の特別拝観シーズンには、知恩院や東山エリアを巡る観光バスツアーも多数設定されます。
運転や駐車場の心配を手放したいなら、マイカーではなく公共交通機関+バスツアーの組み合わせを前向きに検討してみてください。
知恩院の駐車場と参拝の楽しみ

ここからは、「せっかく大変な思いをして辿り着いたのだから、しっかり楽しもう」という視点で、知恩院そのものの魅力や七不思議、御朱印・マナーについてまとめていきます。
駐車場ばかり気にしていると、どうしても「停めること」が目的になってしまいがちですが、本来の主役はあくまでお寺の時間です。
知恩院がどんな場所なのかを知っておくと、車で行くかどうかの判断にも納得感が出てくるはずです。
知恩院は何がすごいお寺か
知恩院は、浄土宗の総本山として全国の浄土宗寺院の中心となっている大寺院です。
正式名称は「華頂山知恩教院大谷寺」で、浄土宗の開祖・法然上人ゆかりの地として知られています。
境内に一歩入ると、とにかくスケールの大きさに圧倒されます。
石段の上にそびえる御影堂、阿弥陀堂、国宝の三門、日本三大梵鐘に数えられる大鐘楼、静かな方丈庭園や友禅苑など、見どころがギュッと詰まっています。
大晦日の夜に行われる「除夜の鐘」も超有名で、テレビ中継で見たことがある方も多いはずです。
17人の僧侶が「えーい、ひとーつ」「そーれ」と掛け声をかけながら突く大梵鐘は、実際に現地で聞くとお腹の底に響くような迫力があります。
こうしたスケール感や行事の充実ぶりを考えると、「わざわざ駐車場を確保してでも行ってみたい」と感じる方が多いのも納得の場所だと思います。
日本最大三門と知恩院七不思議
知恩院のシンボルといえば、東大路通からもよく見える巨大な三門です。
この三門は高さ約24メートル・幅約50メートルといわれ、木造の門としては日本最大級で、国宝にも指定されています。
特別公開の期間には楼上に上がることもでき、京都市街を見渡す眺めはかなりのものです。
時間に余裕があるなら、駐車場代を少し払ってでもぜひ体験してほしいスポットです。
知恩院の七不思議とは?
知恩院には、「七不思議」と呼ばれる不思議なものが伝えられています。
現在公式に紹介されているのは、次の七つです。
- 鴬張りの廊下(歩くとキュッキュッと音が鳴る廊下)
- 白木の棺(三門楼上に安置された二つの棺)
- 忘れ傘(御影堂の軒裏に残る骨だけの傘)
- 抜け雀(菊の襖絵から飛び去ったと伝わる雀)
- 三方正面真向の猫(どこから見てもこちらを見つめる猫の絵)
- 大杓子(大方丈入口にある巨大なしゃもじ)
- 瓜生石(黒門近くの路上にある不思議な石)
実際に見学できるものと、特別公開や非公開エリアにあるものが混ざっているので、全部を一度に見ようとすると少し大変です。
「今日はこれとこれだけでも見てみよう」とテーマを決めて歩くと、参拝がぐっと楽しくなりますよ。
忘れ傘や鴬張り廊下の意味
七不思議の中でも、とくに質問が多いのが「忘れ傘」と「鴬張りの廊下」です。
「忘れ傘」とはどういう意味?
忘れ傘は、御影堂正面の軒裏に残る、骨だけになった一本の傘のことです。
なぜあんな高い場所に傘があるのか――これには大きく二つの伝説が伝えられています。
- 名工・左甚五郎が魔除けとして置いていったという説
- 白狐が僧侶に住み処を新しく作ってもらったお礼に置き、知恩院を火災から守ると誓ったという説
どちらの話も、「傘=水にまつわる道具」であり、火災からお寺を守る象徴とされてきたことがポイントです。
実際に見上げてみると、本当に「なんでこんなところに?」と思う場所にあるので、ぜひ境内を歩きながら探してみてください。
知恩院を歩くとなぜ音がする?
御影堂から方丈にかけて続く廊下は、「鴬張りの廊下」と呼ばれています。
歩くたびに床板がきしんで、キュッキュッと鶯のさえずりのような音がするのが特徴です。
これは単なる老朽化の音ではなく、床板の裏側に金具を入れて「誰かが歩くと必ず音が鳴る」ように設計されたものだといわれています。
城郭や寺院に多い仕掛けで、夜間の侵入者に気づくための防犯装置の役割もあったと考えられています。
知恩院の七不思議は、それぞれに仏教的な意味や教えが込められているのも面白いところです。
時間に余裕があれば、一つひとつの由来を味わいながら歩いてみてくださいね。
ご本尊と御朱印と撮影マナー
ここでは、「知恩院は何の神様を祀っているの?」「御朱印はいくら?」「どんな撮影が禁止されているの?」といった、参拝前に気になるポイントをまとめておきます。
知恩院は何の神様を祀っていますか?
知恩院は神社ではなくお寺なので、「神様」ではなく仏さまをお祀りしています。
御影堂のご本尊は、浄土宗の開祖である法然上人の御影(みえい)で、阿弥陀堂には阿弥陀如来、そのほか勢至菩薩などが安置されています。
浄土宗のお寺らしく、「南無阿弥陀仏」のお念仏を通して阿弥陀さまの救いをいただく場所であり、法然上人の教えを今に伝える中心地でもあります。
知恩院の御朱印はいくら?
知恩院の御朱印は、阿弥陀堂横の朱印所で授与されています。
通常の御朱印は一部300円が一般的な目安で、受付時間はおおむね9時〜16時ごろと案内されています。
また、2026年4月1日以降は、通常の御朱印が一部500円に改定される旨も告知されています。
特別拝観やライトアップ期間には、限定御朱印が授与されることもあるので、御朱印好きの方は少し早めに到着して時間にゆとりを持って並ぶのがおすすめです。
御朱印巡りをもっと楽しみたいあなたへ
京都の御朱印を半日で効率的に巡るコツやマナーについては、同じ「京都の一日一歩」で詳しくまとめています。
東山エリアの散策と組み合わせたい方は、京都で御朱印巡りを楽しむ方法と半日モデルコースもあわせて参考にしてみてください。
知恩院ではどんな撮影が禁止?
写真撮影については、「境内の屋外」と「堂内」でルールが分かれます。
一般的には、境内の屋外(石段や三門、庭園の一部など)は写真撮影が可能ですが、御影堂や阿弥陀堂の堂内、本尊や仏具、特別公開中の文化財などは撮影禁止となっている場合が多いです。
また、三脚・自撮り棒・ドローンなどの使用は禁止されていることがほとんどで、商業撮影やコスプレ撮影などは事前許可が必要です。
スマホでの記念撮影であっても、他の参拝者の邪魔にならないように、静かに・短時間で済ませるようにしたいですね。
撮影マナーと最新ルールの確認を
撮影の可否やルールは、法要や特別公開の内容によって変わることがあります。
正確な情報は、必ず知恩院の公式サイトや現地の掲示で確認してください。
とくに堂内での撮影は信仰の対象そのものを写す行為になるので、最終的な判断はお寺の案内や職員の方の指示に従い、迷ったときはカメラをしまっておくのが一番安全です。
知恩院の駐車場と参拝のまとめ
ここまで、知恩院周辺の駐車場情報から、七不思議・御朱印・撮影マナーまで一気に見てきました。
最後に、駐車場と参拝スタイルの組み合わせで、「こんな人にはこういう回り方がいいかも」というイメージを整理しておきます。
こんな回り方がおすすめです
- 家族でマイカー利用・東山を丸一日観光したい
→ 平日なら源光院前や新門南、もしくは円山駐車場に朝イチで停めて、知恩院〜円山公園〜八坂神社〜祇園あたりをぐるっと歩く - 混雑期に短時間だけ知恩院に寄りたい
→ NPC24H知恩院前や古門前など、小規模でも知恩院に近いコインパーキングを狙い、滞在時間を90分程度に絞る - 渋滞や駐車場探しをできるだけ避けたい
→ 地下鉄東西線・市バス+徒歩でアクセスし、帰りはタクシーをうまく組み合わせる - ライトアップや除夜の鐘を楽しみたい
→ 車は使わず公共交通機関メインで計画し、夜間の混雑時間をずらした時間帯を狙う
個人的には、知恩院のような東山ど真ん中のスポットは、基本的には公共交通機関で行くのがいちばん気楽だと感じています。
どうしても車が必要なときだけ、今回の駐車場情報を参考にしてもらえたら嬉しいです。
まとめ
- 知恩院の周辺には一般向けの大規模専用駐車場はほとんどなく実質的には周辺のコインパーキングや市営駐車場を利用することになる
- 普通車で使いやすいのは源光院前や古門前新門南などのタイムズ系駐車場と京都市円山駐車場NPC24H知恩院前パーキングなどで料金と距離のバランスが取りやすい
- 料金の目安は30分200〜300円前後で平日は12時間最大1,100〜1,500円程度の設定が多く土日祝は最大料金なしや上限が高めの駐車場もある
- 桜や紅葉ゴールデンウィークや年末年始は午前10時〜午後3時ごろの混雑が激しく駐車場も満車になりやすいため朝8〜9時台の到着を意識すると停めやすい
- タイムズのBやakippaなど予約制駐車場を使えば繁忙期でも駐車場所を確保しやすく小さな子ども連れや高齢の家族がいる旅行には安心感が大きい
- 知恩院の滞在時間は無料エリア中心なら60〜90分七不思議や庭園もじっくり巡るなら2〜3時間程度を目安にすると動きやすい
- 境内外周の無料シャトルは三門付近と御影堂エリアをつなぐ移動用で駅や駐車場との無料バスは基本的になくアクセスは地下鉄東西線や市バス京阪電車が便利
- 知恩院は浄土宗総本山として法然上人の御影や阿弥陀如来をお祀りし日本最大級の木造三門や日本三大梵鐘などスケールの大きな見どころが揃っている
- 七不思議として鴬張りの廊下や忘れ傘抜け雀三方正面真向の猫大杓子瓜生石などが伝わり一つひとつの由来を知ると参拝の味わいが増す
- 御朱印は阿弥陀堂横の朱印所で一部300円が一般的な目安で今後500円への改定も予定されているため最新情報と授与時間は事前に公式サイトで確認する必要がある
- 境内の屋外は撮影可能な場所が多い一方で堂内や仏像文化財は撮影禁止が原則で三脚自撮り棒ドローンなども使用禁止と考えておくと安心
- マイカーやレンタカーでの参拝は料金や混雑の負担が大きく地下鉄市バスタクシー観光バスツアーなど公共交通機関を活用した方が時間も体力も節約しやすい
- 正確な拝観時間や料金撮影ルールは必ず知恩院や各駐車場の公式情報で確認し最終的な判断は現地の案内や旅行会社など専門家のアドバイスも踏まえて行うことが大切
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